第二回「北区の読書会」2部 開催しました
第二回「北区の読書会」2部 開催しました
参加者は、私と妻の合計2名でした。
メンバーを集めるのに苦労しております。
さて、2部の内容ですが、ここでは各自が書籍の紹介を行ないました。
自己紹介は割愛。
通常だと、氏名・職業・住居地だけの簡単な紹介です。
続いて、私から書籍の紹介です。
5つの短編です。
渡辺淳一氏は、整形外科医と作家の二足の草鞋。
医療系の作品を多く手掛けています。
この中で「少女の死ぬ時」と「遺書の告白」に感銘を受けました。
「少女の死ぬ時」は、ある少女の心臓マッサージと人工呼吸をベテランと若手の医師が病室で行い会話をするというもの。
二人の会話で成り立っています。
いつ心臓マッサージをやめるのか?やめるとしたらその理由は?というところにテーマが描かれている。
この作品を数十年前に読んでいたために、4年前に私の母親が心臓マッサージを病室で受けているときに、医師に「もういいです、ありがとうございました」ということができました。
「遺書の告白」は、4人家族の父親を中心とした闘病の家族の思いを描いた作品です。
末期癌患者になってしまった働き盛りのお父さん。
末期癌であることを当人に隠しておけなければならない家族の胸の内が痛い程わかります。
この作品では、私の父親が昨年末期癌に侵された時、どうやって家族として関わっていくのかを考えさせてくれたものです。
死というものを現実の生活の中でどうとらえていくのが良いのかを知るうえで参考になる良書であると思います。
続いて、妻からの書籍紹介です。
3作品が描かれている短編集。
映画化されベストセラーとなった作品。
あらすじは、主人公のみかげ(大学生)の同居していた祖母が亡くなったところから始まります。
祖母が通っていた花屋でバイトをしていた大学生の男の子とその父親(おねえになっている)と3人で暮らし始めます。
吉本ばななの作品は20歳くらいのときによく読んでいたもの。
このキッチンは何度も読んでいたはずだが、すっかり内容の詳細をわすれていたので、今回改めて読んでみた。
感覚的な表現が多いが、雰囲気が好き。
映像イメージとして残しづらいところが内容を忘れていた理由。
流れている空気感が好きで、若い時に拾えなかったところが今回拾えて良かった。
ここで、私から質問をしました。
■キッチンという題名の由来は?
⇒主人公がキッチンが好きで、冷蔵庫の横で寝ると落ち着く。
■テーマは?
⇒優しい2人に孤独感を抱えていた主人公が癒されていく。
■どうして癒されたのか?
⇒絶妙な距離感をもって二人は主人公と接していく。主人公を本心から受け入れていくことができるほど相性が良い3人。
ここまでで30分程度かかりました。
実際には2時間の読書会ですが、メンバーが2名ということで、さらに私と妻ですから、ここで打ち切り。
紹介型読書会の進行上の問題点を話し合いました。
■紹介された作品の作者の他の作品について触れてもらう。
■ほかに好みの作家さんがいるかどうかを聞く。
■この作品を読むきっかけは何か?
■この作品を読んだ時期はいつか?
■作品内での好きなキャラクターは誰か?その理由は?
■書籍でよく読むジャンルは何か?
こうしたところを話してもらうのがいいのではないかということになりました。
書籍の紹介と質疑応答で、一人当たり15~20分と見れば、2時間で6名の対応ができます。
あとはメンバーをどう募集するかですね。
みなさん、お暇なら是非ご参加ください。
参加者は、私と妻の合計2名でした。
メンバーを集めるのに苦労しております。
さて、2部の内容ですが、ここでは各自が書籍の紹介を行ないました。
自己紹介は割愛。
通常だと、氏名・職業・住居地だけの簡単な紹介です。
続いて、私から書籍の紹介です。
- 白き手の報復 (ポプラ文庫)/ポプラ社
- ¥670
- Amazon.co.jp
5つの短編です。
渡辺淳一氏は、整形外科医と作家の二足の草鞋。
医療系の作品を多く手掛けています。
この中で「少女の死ぬ時」と「遺書の告白」に感銘を受けました。
「少女の死ぬ時」は、ある少女の心臓マッサージと人工呼吸をベテランと若手の医師が病室で行い会話をするというもの。
二人の会話で成り立っています。
いつ心臓マッサージをやめるのか?やめるとしたらその理由は?というところにテーマが描かれている。
この作品を数十年前に読んでいたために、4年前に私の母親が心臓マッサージを病室で受けているときに、医師に「もういいです、ありがとうございました」ということができました。
「遺書の告白」は、4人家族の父親を中心とした闘病の家族の思いを描いた作品です。
末期癌患者になってしまった働き盛りのお父さん。
末期癌であることを当人に隠しておけなければならない家族の胸の内が痛い程わかります。
この作品では、私の父親が昨年末期癌に侵された時、どうやって家族として関わっていくのかを考えさせてくれたものです。
死というものを現実の生活の中でどうとらえていくのが良いのかを知るうえで参考になる良書であると思います。
続いて、妻からの書籍紹介です。
- キッチン (角川文庫)/吉本 ばなな
- ¥432
- Amazon.co.jp
3作品が描かれている短編集。
映画化されベストセラーとなった作品。
あらすじは、主人公のみかげ(大学生)の同居していた祖母が亡くなったところから始まります。
祖母が通っていた花屋でバイトをしていた大学生の男の子とその父親(おねえになっている)と3人で暮らし始めます。
吉本ばななの作品は20歳くらいのときによく読んでいたもの。
このキッチンは何度も読んでいたはずだが、すっかり内容の詳細をわすれていたので、今回改めて読んでみた。
感覚的な表現が多いが、雰囲気が好き。
映像イメージとして残しづらいところが内容を忘れていた理由。
流れている空気感が好きで、若い時に拾えなかったところが今回拾えて良かった。
ここで、私から質問をしました。
■キッチンという題名の由来は?
⇒主人公がキッチンが好きで、冷蔵庫の横で寝ると落ち着く。
■テーマは?
⇒優しい2人に孤独感を抱えていた主人公が癒されていく。
■どうして癒されたのか?
⇒絶妙な距離感をもって二人は主人公と接していく。主人公を本心から受け入れていくことができるほど相性が良い3人。
ここまでで30分程度かかりました。
実際には2時間の読書会ですが、メンバーが2名ということで、さらに私と妻ですから、ここで打ち切り。
紹介型読書会の進行上の問題点を話し合いました。
■紹介された作品の作者の他の作品について触れてもらう。
■ほかに好みの作家さんがいるかどうかを聞く。
■この作品を読むきっかけは何か?
■この作品を読んだ時期はいつか?
■作品内での好きなキャラクターは誰か?その理由は?
■書籍でよく読むジャンルは何か?
こうしたところを話してもらうのがいいのではないかということになりました。
書籍の紹介と質疑応答で、一人当たり15~20分と見れば、2時間で6名の対応ができます。
あとはメンバーをどう募集するかですね。
みなさん、お暇なら是非ご参加ください。